
人生80年という輝かしい長寿を手にいれた私たちは、
一日でも長く住み慣れた我が家に住み続けたいと望んではいます。
しかし、老化による体の動きが低下は、程度の差こそあれ、誰にも避けられない自然の摂理でもあります。
老化現象は足腰から始まり、目、耳などへ徐々に、本人はまだまだ出来ると思っていてもやってきてしまいます。
体が自分の意のままに動かなく、人の介助を受けなければならなくなったら?
やがてくる老後生活に備えて住居を整えるには、自分がどんな老後を送っていきたいかビジョンを持つことが大切です。
日本の高齢化社会は世界に例のない速度で進行しています。
20年後には4人に1人が高齢者であるとされています。
もはや他人ごとではないのです。
一人ひとりが子どもや家族任せでなく、自分の老後を考えていかなくてはなりません。
老後の生活の場は持ち家住宅のみばかりでなく、ケア付き集合住宅や、
福祉・医療施設も含めて老後の生活拠点として考え、一般住宅とともに地域にとけ込みやすいように小規模化し、
助け合うことの出来る環境づくりが急務です。
そして、その住環境において、一日でも健やかに生活ができ、
心身機能が低下しても安心して住み続けられるためには、
各段階のケアサービスが継続して迅速に供給されることが欠かせないのです。
地域に一つにまとめ合わせられた生活の拠点とケアサービスとが結びついた仕組みが出来て始めて、
豊かに老後を過ごせる居住環境が実現出来るのではないでしょうか。