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私のこと(ちょとした半生記)

は長野県の小諸市という、浅間山にほど近い、小さな町に生まれました。 

新幹線の駅ができてから、目覚ましい発展をみせる隣接の佐久市とは異なり、時の流れに取り残されたかのような、古びた坂ばかりが多い町です。 

町のセールスポイントと言えば、かつての城跡「懐古園」ですが、実際に行ってみても石垣しか残されていない公園で、かつてはここに小さな遊園地があったことも忘れられていくようです。

 

今もこの地を愛し住み続けている人はもちろん大勢いますが、私にとっては住みやすい町とは言えませんでした。 

島崎藤村がこの町を舞台に差別問題をテーマにした小説を書きましたが、自分が生まれたこの町を振り返ると、押しこめられた藤村の小説のイメージと現実が重なって見えるような気がします。 

 

私は、2代続いた教員の子として生まれましたが、典型的な女系家族で父も祖父も養子という立場でした。 

初めて生まれた男の子ということで、祖父母を始め大変可愛がってもらったのは今でも感謝していますが、その反面、当然の如く家の後継を押しつけられてきたことには息苦しさを感じました。 

家を継ぐー私には、この概念がよく理解できませんでした。 

商家ならともかく、祖父母を始め親戚が期待した継ぐべき家は、私にとっては、単なる田舎の古い家でしかなかったのです。

 

父親が教員だったため、小さい頃は県内を3年に1回のペースで引越しをしていました。 

そのため、私にとっての故郷の家は、小諸の大きな家ではなく、小学校低学年時に住んでいた松本市の住まいです。 

私たち家族が住んでいたのは、独身用の公務員住宅で、木の風呂桶が勝手口に無理やり設置されたような、本当に小さな古い家でした。 

なにしろ、勝手口に無理やり風呂が置かれているものですから、ある時なぞ、郵便配達員が誤ってドアを開けてお互いにあわてふためいたというようなこともありました。 

部屋は四畳半の和室が二つに、台所という間取りで、若かった父は毎夜のように同僚を連れてお酒を飲んでいましたから、私達兄妹は襖を挟んだ隣りの部屋でおとなしくテレビを見ていたものでした。

 

このように、決して快適とは言えない住まいだったのですが、思えば、私達家族にとってはその頃が一番幸せな時期だったようにも思えます。 

私の母は、35歳という若さで乳がんを患いました。 

その後、51歳で亡くなるまで長きにわたって闘病生活を続けることになりました。

 

母は、多くの人がそうであるように病院のベッドで亡くなりました。 

病室の窓からは、浅間山の稜線がくっきりと見えました。 

母はベッドから浅間山を眺め、その稜線を、やはり若くしてなくなった友人が歩いているのが見えると何度もつぶやいていました。

 

母の病と死は、今の私のあり方に大きく影響をしています。 

母に十分な恩返しができなかった分、誰かのお役にたてればと思うのかもしれません。

 

 

もしこのホームページをきっかけに皆さまのお役にたてれば幸せです。

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